接遇マナー研修を実施しました
投稿日:2025年2月13日
カテゴリ:スタッフブログ
去る3月12日、当院スタッフを対象に接遇マナー研修を実施しました。
講師には株式会社ウィルファーストの植⽥絵美⼦先生をお迎えし、接遇の基本から応用まで、実践を交えながら学ぶ貴重な機会となりました。
接遇とは何か
研修の冒頭では、「接遇」と「サービス」の違いについて学びました。サービスが「消費される商品」であるのに対し、接遇は「相手を迎え入れ、保護し、思いやりを持って接すること」と定義されます。
医療の現場では、患者さんと共に健康を目指す「共同作業」として接遇を捉え、思いやりやホスピタリティが欠かせません。研修では、接遇の基本として身だしなみの整え方、言葉遣い、立ち居振る舞いについても詳しく説明がありました。
第一印象とコミュニケーションの重要性
患者さんとの信頼関係は、第一印象が大きな影響を与えます。
研修では笑顔やアイコンタクト、姿勢の大切さが強調されました。特にマスクを着用する場面が多い歯科では、目元の表情で笑顔を伝える工夫が求められます。
また、研修中はスタッフ同士でロールプレイを行い、普段の接遇を振り返るとともに、改善点を確認しました。
さらに、コミュニケーションの基本として「目配り・気配り・心配り」が紹介されました。この3つの要素を意識することで、患者さんに寄り添った対応が可能になります。
ロールプレイの重要性
今回の研修では「患者さんに寄り添う接遇」をテーマに、実際の診療シーンを想定したロールプレイを行いながら、患者さんに安心感を与える接遇のポイントを確認しました。
スマホで動画撮影し、ついつい出てしまう口癖や自分では気づきにくかったことが明らかになり、各自が多いに気づきを得ることが出来ました。
単なる座学ではなく、やってみて、自分で画像を見て学習することで非常に実践的な学びの機会になりました。
印象に残った学び
植田先生からは「第一印象の重要性」「表情や声のトーンが与える影響」についても具体的なアドバイスをいただきました。
特に、笑顔での応対や患者さんの気持ちに寄り添う姿勢が印象に残るとのことでした。こうした小さな気配りの積み重ねが、患者さんとの信頼関係を築く基盤となります。
今後に向けて
研修を通じて、スタッフ一人ひとりが自身の接遇を見直すきっかけとなり、患者さんにとってより快適で信頼される歯科医院を目指す決意を新たにしました。
今後も定期的に研修や勉強会を行い、接遇向上に努めてまいります。
これからも患者さんに「来てよかった」と思っていただける医院づくりを目指して、スタッフ一同精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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